日本の有効求人倍率の変遷について

バブル期の数値

現在でも有効求人倍率で比較される数値が、昭和62年から平成5年の間に該当するバブル期の数値です。この時の有効求人倍率は非常に高いもので特に平成元年前後経済の好景気と言われており、求人募集も活発に行われていた時代です。この時は完全な売り手市場で就職活動をしている学生や転職活動をしている人たちは、企業を自由に選ぶことができ多くの内定や採用を受けた時代でした。そのためこの時に就職した人はとても多く、希望する職業に就けた時代です。しかし、その後のバブル崩壊によりこの有効求人倍率は大きく変動します。

バブル崩壊後の平成5年になると有効求人倍率が極端に減少していきます。それは企業の倒産や事業規模の縮小によりリストラが行われた時代です。この時になると正社員として働く就職活動や転職活動が難しい時代となり、反対に非正規雇用のアルバイトの求人募集が増えていた時代です。そしてこの有効求人倍率は、景気に左右されてその後リーマンショックやアメリカ経済の景気後退によりさらに有効求人倍率が低くなっていきます。そして平成10年代に入ると有効求人倍率が1倍を受ける時代が続いていきます。そのため大変困難な就職活動や転職活動を行っていた時となります。